
エロ曰く、カーナビによるとスキー場の裏手に「潟沼」という大きな湖らしきものがあるっぽいので、そこまで行ってみようとのこと。なるほど納得。大きな車だと対抗するのにちょっと戸惑うぐらいの細い道をくねくねと登っていくと、いきなり目の前が開けました。潟沼に到着です。おぉ、思ったよりも大きい。
湖に向けて道を下っていくと駐車場が見えたので、とりあえずそこまで向かいます。途中、道路に数センチの積雪が確認されたけど、まぁこれくらいならなんとかなるだろうスタッドレスだし、ということで気にせず通過。というかこれまでの行程で積雪が確認されたのって、その十数メートルの部分だけだったんですよね。ほかは路面が乾いている状態。
潟沼は形からしてカルデラ湖のようでした。周りを峰に囲まれてそこだけすっぽり陥没している感じ。脇からは煙がもくもくと……すわ、源泉かと思ったのだけれどもどうやら源泉からお湯を運んでいるパイプの途中で漏れているだけだった模様。

湖はすごく穏やかで、そこそこ広かったです。湖面にはベンチが浮かんでいました。どうやら、湖面から水が溢れていたようで。もしかすると普段は全面凍結しているのかもしれません。今年は暖冬で雪解け水が早い段階から湖に集中したために溢れてるとかかな。湖畔にはけっこう雪がありました。ぷち雪合戦「マンボー vs. その他」、集中砲火ですか。さすがに双方直撃させる度胸はなかったようです。
日も暮れてきたので軽い雪遊びを終わらせて、ホテルへと向かいます。例の積雪の部分は少し恐かったのですが、まぁ道幅全体に積雪しているのはほんの数メートルだし、大部分の轍は路面が見えているし、勢い付けていけばまぁ登れるだろうと……きゅるるるるるるるるるる。あれー?
とりあえず降りて、タイヤの様子を見てみます。きゅるるるるる。……完全に前輪がスリップしてます(エロカーは前輪駆動)。さて、ここからが大騒動でした。とりあえず押してみる……足場が滑るのであんまり意味なし。少しバックして、片輪だけでも乾いているところに……もう片輪はあいかわらずスリップして車は動かず。拾ってきた枝を噛ませてみる……動かず。雑巾を地面に噛ませてみる……勢いよく後方へ吐き出す。雪(というか氷)を削って地面を露出させる……けっこう重労働で、しかも肝心のタイヤの真下は削れず。
だいたい三十分から一時間ほど格闘した結果、日もとっぷり暮れたしチェックインの時間もあるしホテルに連絡することに。そうすると、従業員さんが数人連れて駆けつけてきてくれることになりました。ありがたいというより申し訳ない。
一番最初に到着したお兄さんは状況を一目見て「あぁ、これは厳しいですね」述べて、とりあえず他の人が追い付いたら全員で押してみようということになりました。それまで一緒にきたおっちゃんが、車を動かしてみることに。大胆にもがーって下までバックして、一気にぐわっと……あ、登りきった。
(五人の中から)わきあがる歓声。あとから来た人は、「え?もう終わったの?」と。ほんとすんません。
というわけでホテルに帰還。一応エロカーはおっちゃんに運転してもらい、エロが同乗。残りの四人は、救助に来たワゴンに乗せてもらいます。ただ、如何せん道が細いのでUターンはできず、エロカー以外はバックで戻ります。って、後向きなのに速えぇ。山道で周囲真っ暗なのに速えぇ。あっというまにホテルに到着。本当にお手数おかけしました。
次回予告!




