インストールするマシンの構成は以下の二つ。ノートパソコン(hpのCompaq nx6310/CT)
CPU: Celeron M 430 1.73GHzグラフィック・音声(出力)・ネットワークは自動認識してくれます。その他は未確認。
Memory: 512MB
Chipset: Intel 940GML Express
Display: 15.0インチ TFT(1,024×768/XGA)
LAN: Broadcom(無線LANは付属せず)
研究室のパソコン(DellのOptiplex GX620 (PDF))
CPU: Pentium 4 3GHz(2CPUs)グラフィック・音声(出力)・ネットワークは自動認識、2CPUも認識してくれます。その他は未確認。ただオープンソースドライバでデスクトップ効果を有効にすると不意にXごと固まります(カーネルは生きているっぽい)。
Memory: 1GB
Chipset: Intel 945G/P
Graphic: Radeon X600 Pro(256MB)
Display: Dell M770(17inch CRT)
Sound: SoundMAX Digital Audio
LAN: Broadcom NetXtreme 57xx Gigabit Controller
ちなみに、Ubuntuデスクトップ版の一般的な機能が使える最低環境は
CPU: x86互換 700MHzとなっています。デスクトップ効果を有効にしたければ、CPUは1.2GHz、メモリは384MB、Ubuntuが利用できるドライバでハードウェアレンダリングが可能なグラフィックカードが必要になります。
Memory: 384MB
Disk: 8GB
Graphic: 1024x768の解像度で表示可能
Sound: 音が鳴ればなんでも
LAN: インターネットに接続できればなんでも
インストール
まずはUbuntu Japanese LoCo Teamの公式サイトからCDイメージファイル(ubuntu-ja-8.04-desktop-i386.iso)をダウンロードします。BitTorrentを使えるならTorrentファイルをダウンロードした方が速いし、サーバに優しいし、ダウンロードに失敗していないかどうかを確認してくれるのでおすすめです。CDイメージファイルでもTorrentファイルでも、最終的にISOファイルになるので、それを「ISOイメージとして」CDに焼きます(この辺はCD作成ソフトによって名称が違います。具体的な方法はこちらを参照してください)。できたCDを開いてみて、中身が「なんとか.iso」というファイル一個だけが表示される状態でなければ大丈夫です。あとはCDから起動します。問題なければLiveCDとしてUbuntuが立ち上がります。少なくとも上記の構成だとグラフィック・音声デバイスやネットワークも含めてちゃんと設定された状態で、下記のようなデスクトップが自動的に起動しました(Xが起動しない場合やBusyBox云々言われる場合の解決方法のヒントはこちら)。
Firefoxを起動してネットワークにつながることを確認したり、Examplesディレクトリの中身のファイルをダブルクリックして各種アプリケーションが機能することを確認してみましょう。あとはデスクトップにある「インストール」アイコンをダブルクリックしたらインストール作業が開始します。
スクリーンショット付きインストールガイドは日経ITProのサイトにあります。ただ、基本的にそれ読まなくても大丈夫なほど簡単。"進む (Forward)"をクリックするだけでOKな勢いです。
言語の選択
まず言語の選択は「日本語」で。「リリースノート」をクリックするとFirefoxが起動し、こちらのページが表示されます(日本語ローカライズドCDの場合。公式版の場合は、こちらに飛ばされると思います)。タイムゾーンの設定
タイムゾーンの設定は「Tokyo」で。キーボードの設定
キーボードの設定は日本語キーボードなら「Japan」で。「Japan - Kana」は不思議な配列なので選ぶことはなさそうです。「Japan」と「Japan - OADG 109A」の違いも不明です。「Japan」が106で、「Japan - OADG 109A」が109キーボードってことなのでしょうか。でも、「Japan」の方でも106にはないはずのWindowsキーが使えたりするので、歴史的な経緯とかいろいろあるのかもしれません。あと、テストを行うために入力欄に何か入力しようとするとインストーラが固まったかのように反応が悪くなりました(数分ほどUbiquityだけ無反応になる。他は普通に動作)。再現性とか原因とか全然確認していないので、単純に運が悪かっただけかもしれません。ディスクの準備
一番の難所はこのディスクの準備でしょう。「ガイド - ディスク全体を使う」が一番簡単ですが、HDDを丸々Ubuntuのためだけに使ってしまうので、既存のWindows領域やデータはすべて消えます。自分はWindows領域はそのまま残しておいて、空き領域にUbuntuをインストールしたかったので「手動」を選びました(事前にLinux用のパーティションが作成されていない場合は「リサイズ」を選択する必要があるかもしれません。「リサイズ」も大抵の場合は問題ないはずですが、不測の事態によりWindows領域が消えてしまう可能性もあるので、バックアップをとってから実行した方がいいでしょう)。HDDの空き容量によっては「ガイド - パーティションをリサイズして空き領域を使う」という選択肢も出るようです。これは試したことがないのでちょっとわかりません。また、「ガイド」を選択した場合は、「アカウントの作成」のステップまで読み飛ばしても大丈夫です。
前のステップで手動を選ぶと、HDDの構成が表示されます。以下はノートパソコンの構成です。
ここで“ntfs”はWindows XPがインストールされている領域で、“fat32”はリカバリ用領域です。通常のノートパソコンにはじめてインストールする場合、大抵はこの2つの種類のパーティションしかないと思います。UbuntuをインストールするためにDドライブをフォーマットしたり、GPartedなどでハードディスクの切り分け方(パーティション)を調整し、“free space”を作成してください(やり方はかなりケースバイケースなので、フォーラムなどで質問・相談する方がいいと思います)。この“free space”は(パーティションを含めて)何も設定されていない領域です。Deviceはsdaと表示されていますが、接続されているハードディスクの種類や接続方法によってはsdbとかhdaとかhdbとかあるかもしれません。
実際にUbuntuをインストールするためには、いくつかのパーティションを作成する必要があります。まず作るのはLinuxに必要なファイルを保存するルート領域(WindowsでいうCドライブみたいなもので、“Mount point”は“/”になります)で、これは必須の領域です。最低でも3GB、今後いろんなソフトウェアをインストールすることを考えれば、5GB以上は欲しいところです。加えて、音楽や動画などの大きなデータファイルを保存することも考慮の上でサイズを決定してください。ただし、個人用のデータを保存する領域(/home)や一時ファイルやログファイルを保存する領域(/var)など、インストール後に肥大化する領域を別のパーティションにわけておくという方法もあります。
もう一つ考えておくパーティションは、メモリの内容をHDDに退避するためのスワップ領域(“Mount point”は存在せず、“Type”がswapになります)です。メモリが十分に大きければスワップ領域は必須ではないようですが、それでも大きなアプリケーションを複数起動したときは足りなくなる場合があるかもしれませんし、ハイバネーションを使いたい場合は必須になるので、作っておいた方がいいでしょう。だいたい、メモリ容量の2倍程度を確保しておくのが一般的なようです。
自分は、上記の“free space”を使って、ルートパーティション(/)にext3で約13GB、スワップパーティション(swap)に約1GBを割り当てることにしました。
まずはルートパーティションを作成しましょう。“free space”の部分をクリックし、“New partition”ボタンを押せば、次の「パーティションを作成」ダイアログが開きます。
タイプは自動で適切なものを選んでくれるますので、よくわからなければ変更する必要はありません。新しいパーティションのサイズは利用可能な最大限のサイズが自動入力されていると思いますのでご希望に合わせて変更してください。自分は前述の通り13GB(13000MB)を入力しています。パーティションのサイズを正確に指定するのは難しいので、多少ずれる(例えば“13000”と入力しても、“12995”と表示される)のは諦めてください。場所も特別な理由がなければ先頭のままで。利用方法はファイルシステムの種類を選びます。普通は“ext3”を選んでおけば大丈夫。マウントポイントには“/”を入力してください。これで「OK」ボタンをクリック。
これで、表示内容が次のように変わったはず(4800MBもUsedになっているのは、以前インストールしたものの残骸だと思います)。ルートパーティションに“Format”にチェックが入っていることを確認してください(入ってなかったらいれてください)。ちなみに、ここまでの作業は「進む」ボタンを押さない限りはやり直すことができます。言い換えると、「進む」ボタンを押せばHDDの内容が変更されるので注意してください。
さらに、スワップパーティションを作成します。先ほどと同様に、“free space”を選択した上で“New partition”をクリックします。
今度は残りすべてをスワップ領域に割り当てればいいので、サイズを変更する必要はありません。利用方法は「スワップ領域」に変更してください(同時にマウントポイントは入力できなくなります)。あとは「OK」ボタンを押すだけ。
再び「パーティションの準備中」画面に戻ります。スワップ領域は自動的にフォーマットされるので、チェックを入れる必要はありません。
これでハードディスクに必要な設定は完了しました。正しい設定になっているかどうかをしっかりと確認の上、「進む」ボタンを押せばHDDに情報が書き込まれます(場合によっては少し時間がかかるかもしれません)。
アカウントの作成
Ubuntuで使うためのアカウントの設定です。「あなたの名前」は適当でも大丈夫ですが、通常の設定だと画面上部のツールバーに常に表示されることになるので気をつけてください(ログイン名と同じでも問題ありません)。「ログインに使いたい名前」(要するにログイン名)とパスワードはよく考えて。コンピュータの名前はいつも悩むんですけど……自動で設定されるやつでいいや(コンピュータの名前はインストール後でも修正できます)。ここで設定する項目はすべて半角英数字のみを利用してください。必須かどうかはわかりませんが、そうしておくことで問題に遭遇する可能性が減ります。移行アシスタント
移行アシスタントでは、同じパソコンにインストールされているWindowsからよく使いそうなデータ(IE/FxのブックマークやOutlookのメールデータ、Windowsの壁紙画像など)をUbuntuへ移動するための設定を行います。使ったことがないのでどこまで「うまく動く」かはわからないのですけれども……。ちなみに、この移行アシスタントツールはUbuntuにインストール後に実行する方法がないので、気をつけてください。移行したい場合は、アカウント/OSの名前にある左の四角にチェックをいれてください。インストール準備完了
これでインストールの準備はすべて完了しました。あとは「インストール」ボタンを押すだけでインストールが開始されます。そうそうDesktop CDの場合そのまま進めて行くとUbuntuのブートローダであるGRUBはMBRにインストールされます。他のところにインストールしたい場合は、「インストール準備完了」ウィンドウの右下にある「拡張...」ボタンを押し、「詳細オプション」ダイアログを開きます。
「ブートローダをインストールするデバイス」で設定できます。ちなみに「人気投票」にチェックを入れるとUbuntuのサーバにインストールしたパッケージ情報が日々送信され、「追加と削除」アプリケーションで表示される星印に影響を与えます。なお、本家のサイトからDownloadを選び、ダウンロードサイトを選択したあとに出てくるリストから“Other installation options”を選択して“Alternate install CD”をダウンロードして、このCDからインストールすることでもGRUBのインストール場所を変えられます。
インストール中は
インストール開始すると当分の間は放置です。インストール作業中もそのままインターネットを徘徊するぐらいならできますが、場合によってはCDドライブを酷使することになるのでそっとしておいた方がいい感じ。最近のパソコンなら、インストール完了まで20分もかからないでしょう。あと、最近はUbuntuの日本ミラーサイトやJapanese Teamのサイトの調子がおかしい場合があり、インストール途中にそれらのサイトにアクセスしようとして止まる場合があります。1時間待っても同じ状態から動いていないように思えた場合は、一度終了して上記インストール手順を最初からやり直してください。LANケーブルを抜くなど、ネットワークに接続していない状態でインストールすることも可能です。インストールの完了
インストールが完了したら次のようなダイアログが開きます。「すぐに再起動」をクリック(この時点ではまだCDを取り出さないように)すると、画面の背景が黒くなって電源が切れる間際に「ドライブからCDを取り出してね (Please remove the disc, close the tray(if any), and press ENTER to continue)」みたいな橙色のメッセージが表示されるので(もしかしたらドライブが勝手に開くかも)、CDを取り出してEnterキーを押します。そうすれば再起動してUbuntuが起動します。
これでインストール自体は完了です。実際に使い始める前に、細かい設定をしたほうがいいかもしれません。それに関しては第二話で解説します。
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ちなみに私は連合艦隊の艦名だったりします。今使ってるノートは東雲。HP の新ノートを買ったら(既に買う気)長門にしようと画策中。
星の名前はけっこうありますね。特に太陽系の惑星とか。鳥の名前は見たことありませんが、一般の人にもわかりやすくていいかも。でも、連合艦隊とはまたマニアックですな……。
# 一日一回更新して行こうと思ったら、いきなり二話目で挫折orz
どーなんしょ?
8.04LTS は MS-VPCにでもインストしてみようかなぁ・・・ とか。
7.10のセキュリティアップデートは2009年の4月まで続くんで問題はないっす。適当にいじってみたいってだけならアリなんじゃないでしょうか。
PS3用8.04は難航している(というか諦めて8.10リリースを目指す?)っぽいですし。
8.04 on Virtual PCは成功している人と成功していない人がいるっぽい?
参考:
http://psubuntu.com/
https://wiki.ubuntu.com/UbuntuPS3