2007年03月25日

SIREN DP300

070325_1654~0001.jpg

というわけで携帯音楽プレーヤー買ってみました。

最初の感想:USB端子さしにくすぎ
力の入れ方が悪かったのか、折れるかとびくびくものでしたよ。

とりあえず充電完了するまで使うのはおあずけです。あと近日中にUbuntuでの楽曲管理についてもまとめるかも。
posted by しぐま at 20:55 | Comment(0) | コンピュータ

2007年03月24日

Automatixの署名変更

2007/06/30追記:UbuntuのFeistyだとAutomatixは必要ありません。Medibuntuでほぼ代用可能です。

 たしか3月初めくらいから、automatixのアップデートができなくなっていました。鍵がどうとかってエラーが出て。とりあえず、現在システム→システム管理→アップデートマネージャーから、再チェックボタンを押して
Automatixの署名
のような画像が表示される場合やGNOME端末から
sudo apt-get update
を実行して
W: GPG error: http://www.getautomatix.com edgy Release: 公開鍵を利用できないため
、以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY CC919A31E23C5FC3
W: これらの問題を解決するためには apt-get update を実行する必要があるかもしれま
せん
というメッセージが表示される場合は以下の内容を実行する必要があります。

といっても、詳しいことはちゃんと非公式ガイドの英語版にも新しい方法が書いてあります(日本語版にはまだ古い方法が載っているので注意)。


 まずアプリケーション→アクセサリ→GNOME端末から、以下の内容を実行します。
wget http://www.getautomatix.com/keys/automatix2.key
gpg --import automatix2.key
gpg --export --armor E23C5FC3 | sudo apt-key add -
gpg --keyserver subkeys.pgp.net --recv CC919A31E23C5FC3
gpg --export --armor CC919A31E23C5FC3 | sudo apt-key add -
英数字の羅列が含まれているので、コピー&ペーストしたほうが楽でしょう(一部の文字列がボックスからはみだしているかも)。コマンドの合間合間には「OK」とか変更無しとか表示されるかもしれません。途中でパスワードも要求されます。最終的に「OK」と表示されていたらたぶん大丈夫です。これらのコマンドが終了したらautomatix2.keyはもういらないので削除してもらってもかまいません。

チェックするためにパッケージリストのアップデートをします。さきほどの端末から
sudo apt-get update
を実行します。最後に「パッケージリストを読み込んでいます... 完了」と表示され、WやEで始まる行が存在しなければ大丈夫です。

というわけでいつものパッケージのアップデート。システム→システム管理→アップデートマネージャーから一度、再チェックのボタンを押します。今度はエラー画面が表示されないはずです。あとは普通にアップデートをインストールボタンを押せばいいです(まぁ、コマンドでもいいのだけれど)。

関連記事:えっじっじー4(動画設定編)
posted by しぐま at 18:17 | Comment(0) | コンピュータ

2007年03月22日

動画は今のところ興味なし

 ヨドバシのポイントが10000ポイントになったので、それで携帯音楽プレーヤーを買おうかと思っています。いろいろ悩んだ末に候補として残っていたのがAppleのiPod shuffleとSIRENのDP300。iPod shuffleは定価が9800円、DP300は1GB版のシルバーのみ特価で9500円ぐらい。

iPodの利点は利用者が圧倒的に多いからかLinuxのプレーヤでも楽曲管理ができるということと、将来性はある程度保証されていること、サードパーティー製品がよりどりみどりってところでしょうか。充電池タイプのものでも、サードパーティー製品が充実してると乾電池で充電できたりするので。

DP300の利点はなんといってもOgg Vorbisのサポート。freeなソフトだけで楽曲管理できるのはうれしい。あとはUSBポートに直挿しできることや、ID3タグの表示、リピート再生のサポートですね(iPod shuffleはシャッフルと順再生のみ)。一曲を集中的に聴きたいときがあるので……。


 こう考えるとDP300の方に心惹かれるのですが、企業が今一つ信用できないんですよねぇ。Ogg Vorbis再生可ということは韓国系なのかな。企業情報見るとRioの血筋をひいているらしいんですけど。ブログでの評判を見ていると、マニュアルの誤字とサポートのへたれっぷりを除いたらそこそこいい感じ?

一年ぽっきりの消耗品だと考えて、DP300にしちゃうかなぁ。
posted by しぐま at 22:05 | Comment(2) | コンピュータ

2007年03月10日

パラパラマンガ

 スラドのコメントによると、Firefox3(Gecko1.9)ではアニメーションPNG(APNG)なるものが実装されるらしい。意味もなくアニメーションGIFの利用をためらっている自分としてはちょっと楽しみ。

といっても、Flashがここまで流行していろんなプラットフォーム上で動く状況でどれほどの需要がって気もするんですよね。そもそもIEが対応しない限りいくら後方互換性を維持してるからと言っても、マイナーであることにはかわらないですし。

そういえば、Linux用のFlash作成ソフトってどうなんでしょう。Flex 2 SDKとかはFlash作成ソフトって言っていいのかな。
posted by しぐま at 20:40 | Comment(0) | コンピュータ

2007年03月09日

target="_blank"撲滅委員会

 このように、aタグにtarget="_blank"を指定すると普通のブラウザはこのリンクをクリックしたときに新しいウィンドウを開いて表示します。これ、けっこう鬱陶しいんですよね。しかも何故か多くのサイトでよく使われているんです。

Firefoxは設定によって、このようなリンクを新しいタブで開いたり現在のタブで開いたりさせることができます。設定→タブの「新しいページは次の場所に開く」という項目です。Firefox2の場合「新しいウィンドウで開く」と「新しいタブで開く」の二つの選択肢があり、初期状態では「新しいタブで開く」が選択されているはずです。つまり、ここの設定をいじっていなければ、上記googleへのリンクは新しいタブで開かれたはず。

ところがそうはなりません。理由は不明です。僕の環境だけなのかそれともバグなのか……。とりあえず、一度「新しいウィンドウで開く」を選択してから「新しいタブで開く」を選択しなおすと、正しく動作するようになるみたいです。

もちろん、これはabout:configからも設定できます。browser.link.open_newwindowがそれに相当します。ここを見る限り、「新しいウィンドウで開く」の方が初期設定値のようです。なぜ、GUIの方は「新しいタブを開く」と設定されているように表示されてたんでしょね。


 ちなみにbrowser.link.open_newwindowの設定値は
2(Firefox2では初期値)
新しいウィンドウで開く
3
新しいタブで開く
1(もしくは2,3以外)
現在のウィンドウで開く
になります。また、同様の設定項目としてJavaScriptでウィンドウを開くときの動作を指定するbrowser.link.open_newwindow.restrictionは
2(Firefox2では初期値)
サイズの小さい、ステータスバーや各種ボタンが表示されないウィンドウを開くときのみ、新しいウィンドウで開く。それ以外はタブで開く
0
タブで開く
1
新しいウィンドウで開く
のように設定できますし、外部アプリからページを開くときの動作を指定するbrowser.link.open_externalは
3(Firefox2の初期値)
一番最近に開いたウィンドウの新しいタブで開く
1(もしくは2,3以外)
現在のウィンドウで開く
2
新しいウィンドウで開く
と設定できます。

また、open_newwindow.restrictionを0(タブで開く)に設定したとき(また2に設定してかつ、シンプルでない普通のウィンドウが開かれるとき)にどのタブで開くかは、open_newwindowの値に依存します。例えばその値が1(現在のウィンドウで開く)に場合、JavaScriptで開くウィンドウの内容が現在のタブを使って表示されますし、3(新しいタブで開く)にしているとJavaScriptで開くウィンドウの内容は新しいタブの中に表示されます。

about:configで設定できる項目に関しては、mozillaZineのこのページに簡単なリファレンスが存在します。ただし、内容は最新のものを反映しているわけではありません。一部はFirefox1.5までの内容だったり、一部はFirefox2についても書かれていたり。

自分は
browser.link.open_newwindow
3
browser.link.open_newwindow.restriction
2
browser.link.open_external
3
としています。
posted by しぐま at 18:28 | Comment(2) | コンピュータ

2007年03月07日

PDFにフォントを埋め込む

参考:


 PDFファイルにフォントを埋め込みたい場合があります。ptetex3だとそのへんの設定を簡単にできるようにちゃんと御膳立てをしてくれています。

まず、ptetex3インストール時にmake fontしていることが重要。このコマンド時にインストールされているフォントなら大抵必要なシンボリックリンクなどを自動的に作ってくれます。ptetex3インストール後に新しいフォントをインストールした場合は別途設定が必要になります。そのへんの詳しいことは上記参考サイトの「フォントの集中管理」を読まれたし。


例1:IPAフォントを埋め込む
 既に$TEXMF/fonts/map/dvipdfm/ディレクトリ(Ubuntu Edgyにインストールしたptetex3の場合$TEXMF=/usr/local/teTeX/share/texmf)にptex-ipa.mapというフォント指定用mapファイルが用意されているので、
dvipdfmx -f ptex-ipa.map test.dvi
とオプションをつけて実行すれば、test.pdfの和文フォントはptex-ipa.mapで指定したものが埋め込まれるようになります。実際にacroreadでtest.pdfを開き、ファイル→文書のプロパティ→フォントタブを開いてみるとIPAGothci/IPAMinchoが「埋め込みサブセット」と表示されるはずです。

このオプションをつけない場合は環境に依存しますが、自分の場合GothicBBB-Medium/Ryumin-Lightが表示されていました。


例2:IPAMonaフォントを埋め込む
 IPAフォントと違い、ptex-ipamona.mapなどは用意されていませんので、自分で作る必要があります。といっても、ptex-ipa.mapを流用するだけで簡単に作成できます。まず、ファイルの作成場所は、ptex-ipa.mapと同じ場所($TEXMF/fonts/map/dvipdfm/)でもかまわないとは思うのですが、自前の設定ファイルは$TEXMFLOCALに作成するのが流儀のようです。
kpsewhich -var-value TEXMFLOCAL
というコマンドを実行するとTEXMFLOCALの値がわかります。Ubuntu Edgyにインストールしたptetex3の場合/usr/local/teTeX/share/texmf-localと表示されました。

texmf-localディレクトリはデフォルトでは存在しないので作成します。また、TEXMFLOCAL以下のディレクトリ構造はTEXMF以下と同じになるようにすべきです。自分が使うディレクトリだけでいいので、とりあえず自分の環境の場合
/usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/map/dvipdfm/
というディレクトリを作成し、ptex-ipa.mapをptex-ipamona.mapという名前でこのディレクトリにコピーします。ptex-ipamona.mapの内容はIPAMonaフォントのファイル名にあわせて
%%
%% ASCII pTeX
%%

rml H ipam-mona.ttf
rmlv V ipam-mona.ttf
gbm H ipag-mona.ttf
gbmv V ipag-mona.ttf
とします(.ttfの前に"-mona"をつけただけ)。あとは
dvipdfmx -f ptex-ipamona.map test.dvi
と実行すれば、IPAMonaフォントが埋め込まれます。acroreadだとファイル→文書のプロパティ→フォントタブからIPAMonaGothicとIPAMonaMinchoが「埋め込みサブセット」になっていることを確認してください。


 ちなみに、和文のデフォルトフォントをIPAフォントやIPAMonaフォントにしたい場合は、今回使ったmapファイルを利用してupdmap-sysコマンドを実行します。また、欧文フォントの場合は$TEXMF/fonts/map/dvips/ディレクトリにまた違う書式のmapファイルを用意する必要があるようです。このあたりの詳しいことは上記参考サイトの「フォントの集中管理」に丁寧に解説されています。
posted by しぐま at 22:22 | Comment(0) | コンピュータ

2007年03月06日

たむらけんじ?

 C言語だとよく使う「char型」の読み方がわかりません。今まではなんとなく「ちゃーがた」と読んでました。ほんと、そのまんま。ほら、日本のロックの神様だって「Char(ちゃー)」だし。

でも、この"char"は元々"character"からきていることを考えれば「きゃらがた」と読む方が正しいのかもしれません。

と、思っていたら、仮面をつけて通常の三倍の性能を出せる人は「Char(しゃー)」らしいんですよね。さらに、ちょっと綴は違いますが、独特の声で有名な女性歌手は「CHARA(ちゃら)」なんですよ。

もう、なんでもアリな気がしてきました。リッチー博士はなんて読んでるんでしょう。
posted by しぐま at 18:26 | Comment(2) | コンピュータ

2007年03月04日

OTP二題

Debianベースのシステムでパッケージを自作する

簡単にまとまっているのでありがたいです。今までにも自分用のdebファイルを作りたいと思うことはあったのですけれども、作成方法の流れを調べるのが面倒で手を出していなかったもので……。


新米Linuxユーザへの一言アドバイス――アンチウィルスソフトは不要です

最近、Windowsから移ってきた人の多くは、例えLinuxであっても安全性の担保として安置ウィルスソフトを入れなければいけないと思い込んでいる人が多いそうです。これはそれに対する一つの答え。

と言っても上記記事はどうも、感情的な表現に終始していて、本質的な部分が覆い隠されているような気がします。なんていうか、必要以上にWindowsをけなしている?

要するに適切にOSを設定することで、アンチウィルスソフトと同等かそれ以上のウィルス対策が可能だよってことでいいんじゃないでしょうか。2ページ目ぐらいにその設定に関して解説してくれるのかと思ってたら、1ページしかなかったけど。英語原文の方にはさまざまなコメントがついているので、そっちを確認するといいのかもしれません。

しかし最近のアンチウィルスソフトはいい話を聞きませんね。やり方がかなり強引にならざるをえないせいか、システムが不安定になる元凶となりがちです。マイクロソフトが作っている奴の方が、システムに深く関われるので安定しているかも。

そういえば、デフラグ好きもけっこう多いですよね。
posted by しぐま at 16:58 | Comment(0) | コンピュータ

2007年02月28日

使い方がまだよくわかってません

 日本発のSNSであるmixiに入会しました。理由は今後の悪だくみの相談に参加するため。中毒性があるという噂は各方面から聞いているので、はまらないように注意したいです。

mixiって、あんまり好きじゃなかったんですよね。特にその閉鎖性が。非公開なブログってなんだよ!Webって公開することに意味があるんじゃないのかよ!みたいな(このセリフだけだとだいぶ語弊があるな)。

ある御仁にそんな話をしたところ、次のようなお返事が
クローズドなサイトと考えるからいけないんだよ。ブラウザを使ったメッセだと考えればなんの問題もないよ。
……なるほど納得。
posted by しぐま at 23:56 | Comment(4) | コンピュータ

2007年02月26日

ニュース三題

ニコニコ動画終了
 YouTubeなどの既存の動画共有サービスのAPIを利用して、アップロードされた動画上に任意の文字列を表示させることのできるニコニコ動画のサービスがYouTubeからのアクセス遮断で終了したそうです。こないだ、ニコニコ動画が面白いと熱く語っていた、イコさんと紅茶さんは泣いているんじゃないでしょうか。

表向きは、ニコニコ動画からのトラフィックが増えすぎたからという理由だそうで。でもそうなると、YouTubeの人気動画を選択して再生してくれるRimoなんかはどうなるんでしょう。こっちはYouTubeの創業者に好評だったそうですけど。違法動画の利用を促進しているなんて思われちゃったのかな。

でも、件のアナウンスのページに掲載されている、「ニコニコ動画終了のお知らせ」の動画なんかを見ていると、こういうセンスを持っている人たちならきっともっとおもしろいサービスを考え出してくるんじゃないかなとも思ったり。


DellがLinuxプリインストールPCを提供開始
 少し前に、米Dellが「顧客要望投票サイト」みたいなのを作ったら、「Linuxインストール済みのPCを提供してほしい」という項目が一位になったというニュースがありました。今回は、その結果をうけてLinuxPCの提供を開始することにしたという話。

予想以上に決断が速かったですね。Dellはもともと、Windows以外のOSのインストールに寛容だった(マニュアルにもデュアルブートするためのパーティションの切り方やOSのクリーンインストール方法が載っていた)ので、将来的にはLinuxPCの販売も視野にいれていたのかもしれません。

とりあえずSUSEだけのようですが、商用サポートが存在するUbuntuやRedHatも近い将来ラインナップに登場するでしょう。Windowsの利用に特化したハードウェア構成にならなくなるのはうれしいところですね。今、使っているHPのnx6310なんかは、「Windowsの終了時」に次回起動をはやめるためのBIOSの設定をあれこれいじっているようで、「Linuxを終了」→「Windows or Linuxを起動」なときは起動が遅くなるという難点があります(それに加えてたまにGRUBの画面でキーボードが効かなくなる)。こういうエンドユーザがどうしようもないWindows専用カスタマイズがなくなるだけでも非常にありがたいです。


略して迷者
 迷走珍走若者君ことがんだーさんは、本日誕生日のようです(ソースはケータイ)。みんなでおめでとうコールをして、いやがらせをしよう!
posted by しぐま at 20:27 | Comment(3) | コンピュータ

2007年02月20日

最近はカラフルだよねこれ

2/20 アドレスバー
 Taken氏がBugzillaの開発者であるMarkham氏のFirefoxに対する提案を翻訳されています。「アドレスバーをもっと利用者が理解しやすい形に変更すべきではないか」という内容。

一般的な利用者にとって、それが何を意味するかわからない場合、表示する必要はないんじゃないか、と。だからもっと(例えばSSL通信がそうなったように)視覚にうったえるアドレス表示が必要なのではないかという問題提起です。

例えば、基本的に編集できないようにしてドメインの部分は、まぎらわしいアドレスをよりはっきりさsるような形でボタン表示にするとか、SSL証明書の内容を視覚効果に反映させるとか、プロトコルはもう表示する必要ないんじゃないか、とかとか。上記リンク先にわかりやすく翻訳されているので、詳しいことはそちらを参照されたし。


 実際に実装されるまでには、まだいくつものステップが必要なんでしょうけど、なかなか面白い提案だと思います。たしかに、検索サイトが充実している上に検索バーが標準で搭載されるようになった現在ではアドレスバーをいじる意味ってあまりないかもしれません。下手にいじらないように、特別な操作をしないといじれないようにしておくのもいいかも。

いまどきのアドレスってやたら長いからなかなかいじる気にならないんですよね。アドレス削って上の階層いきたいだけなら、GoUpとかあるし。上の提案ももう一歩進んで、ドメイン名以下の内容ももっとわかりやすい表示にできないもんでしょうか。GETメソッドの引数はボタンにまとめて、押せば別個に表示されるようにするとか。

あと、なるほどなって思ったのがfaviconの話。自分はタブを常に表示するように設定しているので、別にアドレスバーじゃなくてタブバーにfaviconを表示しておいてくれれば問題ないと思ってしまいます。タブを隠すような設定(現状のデフォルト)を意識的に使いたがる人ってどれくらいいるんでしょうね。
posted by しぐま at 19:47 | Comment(0) | コンピュータ

2007年02月12日

プログラミングって芸術の世界だよね

 プログラミングをする上で重要になってくるのが文書化です。そのコードが何をやっているのか、何をやろうとしているのかをドキュメントという形で明確にする必要が出てくるのです。

真に美しいコードを書けるなら、そのコードを読むだけで簡単に理解できるそうなのですが、そんな高尚なものをそうそう書けるはずもなく。ひどいときは昨日自分で書いたコードすら理解不能なこともあります。

というわけで、こまめにメモを残していくことが大事なのですが、これが非常に面倒。要するにコードと文書の二度手間になっちゃうのですから。そして大抵の場合、時間がたつにつれコードと文書の内容がちぐはぐになっていってしまいます。意味ねぇー。

そんな、無間地獄の用な悩みを解決してくれるのが、Doxygenという文書化ツールです。これはソースコードの中に、あるフォーマットに沿ってコメントを残しておくだけで、各メンバ関数のリファレンスや、クラス間の関係などをお手軽にHTML/LaTeX他のフォーマットに生成してくれる代物です。


 Ubuntuならインストールは簡単。
sudo apt-get install doxygen graphviz
graphvizはクラスの継承図などを作成するために必要です(図を必要としなければインストールしなくても大丈夫です)。

実際、体験するためにはDoxygen用にコメントがつけられたソースコードが必要です。ここはStellariumを例に作業を進めていきましょう。ソースアーカイブをダウンロード・展開してsrcディレクトリに移動します。そこで
doxygen -g
とすれば、Doxyfileという設定ファイルを生成してくれます。

このまま、ドキュメントを生成してもいいのですが、クラスの階層図などを表示できるように、Doxyfileの中身を次の部分を修正します。
PROJECT_NAME = Stellarium
EXTRACT_ALL = YES
EXTRACT_PRIVATE = YES
EXTRACT_STATIC = YES
HAVE_DOT = YES

この状態で
doxygen
と実行すると、srcディレクトリの中に、htmlとlatexというディレクトリが作成されます(けっこう時間がかかりました)。とりあえず、html/index.htmlを表示してみたら、Stellariumの複雑なようでシンプルな構造がよくわかることでしょう。ちなみにRECURSIVEがNOなので、このままだとstelutilsなどは表示されません。
posted by しぐま at 16:53 | Comment(0) | コンピュータ

2007年02月04日

Radeon on Edgy

 DellのOptiplex GX620にUbuntu Linux 6.10 Edgyをインストールしたときの話。GX620はBTOでIntelのグラフィックチップを使うかATI Radeon X600を使うかを選べます。で、研究室のはATI Radeon X600を搭載した奴なんですけど、これがインストールCDではうまくいきません。

自動で認識はされるんですけれど、MachなんとかってエラーがでてXが起動しません。というわけで、こんなエラー画像が出て、コンソール画面で設定をする必要があります。

とりあえず
sudo nano /etc/X11/xorg.conf
と入力し、Section "Device"以下"ATI Technologies"って書いてあるあたりを
#       Driver          "ati"
Driver "vesa"
となるように修正します(atiと書いてある行の先頭に#を追加し、その下にvesaと書いてある行を追加)。vesaとは汎用ドライバの名前。だから大抵のビデオカードはこのvesaドライバを使えばXを動かせるんですけれども、性能は悪いのです。というかブラウザのスクロールがかっくんかっくん。あとBusyBox云々と言われて真っ暗になる人は、(initramfs)の後ろに
chroot /root nano /etc/X11/xorg.conf
と入力してから、上のようにvesaドライバを使う設定にしてみると起動できるかも。

というわけで、Ubuntuのインストールが完了後、前回と同じようにドライバのインストールをします。UbuntuにおけるATIのドライバは二種類あって、ATIが公式に提供しているバイナリドライバ(xorg-driver-fglrx)と、有志が解析したオープンソースのドライバ(xserver-xorg-video-ati)があります。通常はxserver-xorg-video-atiがインストールされていて、そこから自動認識されます。また、3D機能を有効活用したり、Berylのような3Dデスクトップを使いたい場合もオープンソースなドライバ(xserver-xorg-video-ati)が必要なようです。本来、X600もオープンソースのドライバで対応されているはずなのですが、どうもGX620で使っているタイプはちょっと特殊みたいで自動認識はされてもうまく動かないらしいのです。

インストールは簡単。
sudo apt-get install xorg-driver-fglrx
としてから、xorg.confを変更します。
sudo nano /etc/X11/xorg.conf
で、最初に修正した部分を、今度は次のように修正
#       Driver          "ati"
# Driver "vesa"
Driver "fglrx"
vesaの行の先頭に#をつけて、fglrxの行を追加しただけです。これでXを再起動(ctrl+alt+backspace)すれば、表示は快適になります。


 ところがどっこい。たしかに2Dの方は快適に表示されるようになったのですけれども、3Dの方がさっぱり。Stellariumを起動すると2fpsとか出てかなりかっくんかっくんになっちゃいます。/var/log/Xorg.0.logを見てみるとDRIの初期化に失敗したからdirect renderingはできないよーんとみたいなことが書いてあります。

というわけで、fglrxinfoを実行すると
display: :0.0  screen: 0
OpenGL vendor string: Mesa project: www.mesa3d.org
OpenGL renderer string: Mesa GLX Indirect
OpenGL version string: 1.2 (1.5 Mesa 6.4.1)
と表示されています。あれー?glxgearsを実行すると歯車がゆーっくりと回っています。あれれー?念のため再起動しても同じ。あれれれー?

そんなこんなでネットを徘徊していると、本家のHelpに、オープンソースのRadeonドライバのインストール方法ATI提供のRadeonドライバのインストール方法を発見。ざっと読んでみるとオープンソースのドライバの方が3Dにも対応していて良いよん、みたいな記述があったので、まず前者から試してみることにします。様はxorg.confに適切に書き足していって、fglrxモジュールをロードしないようにして、Driverの部分をatiかradeonかにすればいいらしい。

結果、Xすら起動せず。だめじゃん。

というわけで今度はATI提供のバイナリドライバのインストール方法を試してみました。といってもやってることは上とほとんど同じ、でもってxorg.confにExtensionセクションを追加して、Compositeを0にするのがキモらしい。

結果、上と同じで2Dは素早いけどDRIはあいかわらず無効。というか上記HelpにOpenGLのvendorがMesaのときの対処法が載っていますね……一通りやってみたけど、だめでした。Xの再起動やシステムの再起動でも結果は変わらず。こりゃあきらめますか。


 と思っていたらいつのまにかDRIが使えるようになっていました。あれー?最後にあきらめてから、xorg.confはもとより、どこもいじってないはずなんだけどなぁ(fglrxドライバを使用したまま)。fgl_glxgearsを実行すると
Using GLX_SGIX_pbuffer
2403 frames in 5.0 seconds = 480.600 FPS
というハイスコアを叩き出しています。理由がわかんないで今後のために関係ありそうなものの出力だけリストアップ。

xorg.confのModuleはdriとglxをロードしている。Driverはfglrx、Compositeは0。/etc/default/linux-restricted-modules-commonのDISABLED_MODULESは空欄で。

'lsmod | grep fglrx'の結果。
fglrx                 406988  8 
agpgart 34888 2 fglrx,intel_agp


'fglrxinfo'の結果。
display: :0.0  screen: 0
OpenGL vendor string: ATI Technologies Inc.
OpenGL renderer string: RADEON X600 PRO Generic
OpenGL version string: 2.0.6011 (8.28.8)



OpenOffice.orgが起動しない問題
 ATI製のfglrxドライバを使用していて、かつ上記のようにCompositeを"0"にしているとOpenOffice.orgが起動しないそうです。実際起動してみると、スプラッシュスクリーンの途中で以下のエラーを吐いて終了します。困った。
terminate called after throwing an instance of 'std::length_error'
what(): basic_string::_S_create

** (process:10709): WARNING **: Unknown error forking main binary / abnormal early exit ...


とりあえずCompositeを"true"に変更してXを再起動(Ctrl+Alt+BackSpace)すると、OOoを起動できるようにはなります。ただ、その場合DirectRenderingが無効になるので、3Dアクセラレータは使えません。fglrxのバグなのかなぁ。
posted by しぐま at 20:31 | Comment(0) | コンピュータ

2007年02月03日

鬼を呼び込め

 ptetex3をインストールしたのですが、どうもdvipdfmxがうまくいかない。どうやら画像を読み込むところでこけているようです。dviにはうまく変換できるのだけれど……。こんな感じのエラーメッセージ。
test.dvi -> test.pdf
[1ERROR: /syntaxerror in -file-
Operand stack:

Execution stack:
%interp_exit .runexec2 --nostringval-- --nostringval--
--nostringval-- 2 %stopped_push --nostringval--
--nostringval-- --nostringval-- false 1 %stopped_push
1 3 %oparray_pop 1 3 %oparray_pop 1 3
%oparray_pop 1 3 %oparray_pop .runexec2 --nostringval--
--nostringval-- --nostringval-- 2 %stopped_push
Dictionary stack:
--dict:1127/1686(ro)(G)-- --dict:0/20(G)-- --dict:80/200(L)--
Current allocation mode is local
Current file position is 1
ESP Ghostscript 815.02: Unrecoverable error, exit code 1

** WARNING ** Filtering file via command -->gs -q -dNOPAUSE -dBATCH
-sPAPERSIZE=a0 -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=1.3
-dAutoFilterGrayImages=false -dGrayImageFilter=/FlateEncode
-dAutoFilterColorImages=false -dColorImageFilter=/FlateEncode
-dUseFlateCompression=true -sOutputFile=/tmp/dvipdfmx.IMANTX
-dNOKANJI -c '.setpdfwrite << /NeverEmbed [/Courier /Courier-Bold
/Courier-Oblique /Courier-BoldOblique /Helvetica /Helvetica-Bold
/Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique /Times-Roman /Times-Bold
/Times-Italic /Times-BoldItalic /Symbol /ZapfDingbats /Ryumin-Light
/GothicBBB-Medium] >> setdistillerparams' -f ./001.png -c quit<-- failed.
** WARNING ** Image format conversion for "./001.png" failed...
** WARNING ** Image width=0.0!
** WARNING ** Image height=0.0!
** ERROR ** pdf_ref_obj(): passed invalid object.

Output file removed.
001.pngってのが読み込んでいる画像。というかなんでpng画像読み込んでいるのにgs使ってるんだ?

というわけで同じ画像をepsに変換してやってみると……成功。同様にjpgに変換してみると……成功。やっぱりpngに対してgsを使っているのが問題のようです。って、どこでこれ調整してるんだ。というかこういう問題見掛けないところを見ると、自分だけの問題なのかな。となるとコンパイル時に何か問題があったのかな。どこから手を付けよう……
posted by しぐま at 19:44 | Comment(5) | コンピュータ

2007年01月28日

Feistyまであと3ヶ月

 Ubuntu 6.10のインストール手順、一通り完成させました。
  1. インストール編
  2. 基本設定編
  3. ブラウザ・メーラ設定編
  4. 動画設定編
  5. TeX編
  6. その他編
内容は当然知っておくべきようなことも、なるべく細かく書くようにしています。なもんで、冗長もいいとこ。基本コンセプトは他のマシンにインストールするようなことがあったときに、自分がこの内容を機械的に進めていけば今と同じ環境が構築できるようにするというものです。

記事の日付は前回のままですが、なるべく現時点での最新の状況に対応させています(Flash Player 9をbetaじゃなくて正式の方で説明したり)。いくつかあやしいところもありますが、それは追々。

今後の課題としましては、以前も書いたようにCDの焼き方までの丁寧な説明(たしか海外サイトにも似たようなのあったはず)や、デュアルブートにおける最大の難関、パーティション分けに関するスクリーンショット付きの説明をやりたいなーと。なかなか着手できそうにないので、どっか既にいいサイトがあればいいのだけれど。

OpenOfficeの簡単な利用法とberyl関係、一通りできたあと次にどんなことができるのかの指針みたいなものも書けたらいいなぁ。
posted by しぐま at 14:48 | Comment(0) | コンピュータ

2007年01月27日

Google Impact

 ネットでの前評判は高かったNHKスペシャル「Googleの衝撃」を見ました。なんて言うか……予告編を薄く引きのばした感じ。期待していた技術的な話がまったくなかったのは、まぁ今回のテーマとずれるみたいだから良いとして、日本企業のお偉いさんに「海外ではGoogleの広告効果すごいんだよー、シャチョサンもやらない?」って売り込んでいる雰囲気を感じてしまえるのはちょっとどうかと。一応、NHK側もただの番宣では終わらせまいと、Google八分に関連した話題も載せているんですけれどね。

内容は、Yahooがやたら強い日本であえてGoogleを使うような人なら知っているようなことがほとんど。30分でも充分だったんじゃないのかな、これ。携帯電話紹介サイトにAdSence載せただけで月90万円もらっているってのはびっくりしたんですけれども、GIGAZINEに掲載された記事によると、アメリカではクリックあたりの報酬が高いからだそうです。日本ではGoogleの利用者が少ない=広告効果が少ない=広告を載せる会社が少ない=クリックあたりの報酬が下がる、というからくりだそうで。日本におけるGoogleユーザ=パワーユーザの割合多し=アフィリエイトを嫌う傾向がある=広告効果減少、というのもあるかも。

ここでも当初は、200〜300エントリいったらAdSenceを載せてみようかとも思っていました。主に時間的な理由で未だ登録申請すらできていませんね。でもね、アクセス解析の検索ワードなんかみてると、ここ来る人のほとんどが「Ubuntu+α」とか「Linux関係のエラーメッセージ」とか「Stellarium関係」なんてお金につながりそうにないものばかり。これならAmazonの参考文献紹介した方が、まだ効率高そう。どう考えてもマッチング広告の意味がないのです。唯一、Stellariumならなんとか?


 Googleと言えば最近、オンラインゲーム上に広告を出すシステムがどうとかって言ってましたね。かなり難しそうな気がするけど。まず世界観の問題がありますよね。世界観を壊さないように広告をちゃんと選べるか、もしくは現実の広告がそのまま流用できるようなゲームを選ぶのか。次に広告スペースの問題。ゲームの邪魔にならない程度で、かつそれなりに目立つ場所ってどこなんだろう。パンヤだとコース脇の看板が使えそうですね。そしてどうやってコンテンツマッチを活かすかという問題。検索サイトだと検索ワードという最強の判断基準があるのですけれども……チャットログから判断?

って、オンラインゲームと言われてまずMMORPGを想像して話を進めちゃいましたけど、よく考えたら次世代コンシューマゲーム機でやるスポーツゲームなんかは上の条件をほどんどクリアしちゃってますね。ニュースはその類のゲーム向けの技術なんかなぁ。


 ちなみに、NHKスペシャルから三日遅れての水曜日。同じNHKのクローズアップ現代で、Windows Vistaが出るぞ特集やってました。こちらは独占ソフトがどうとかとか、パソコンの要求スペックが高すぎるだとか、古いWindowsはサポートを打ち切られてしまうだとか、脱Windowsだとか、もろに反MSな内容。しかも30分。いくらなんでもGoogleと扱いが違い過ぎやしないかい。

日常的なOSとしてのLinuxという選択肢がようやく現実的なものになりつつある昨今、昔ほどWindowsに対する危機感はなくなってきています。むしろ今はGoogleのほうがよっぽど恐い存在だ、と思っている方はけっこういるみたいです。それでも、未だ反MSに比べてほとんど反Googleな存在が見受けられない、というか(自分も含めて)Google好き好き人間の方が多いのは、やっぱり企業も第一印象が大事、ということなんでしょうか。
posted by しぐま at 22:17 | Comment(2) | コンピュータ

2007年01月24日

えっじっじー6(その他編)

 Ubuntu Linux 6.10 Edgy Eftをインストールしよう第六話。第一話(インストール編)第二話(基本設定編)第三話(ブラウザ・メーラ設定編)第四話(動画設定編)第五話(TeX編)はそれぞれのエントリを参照されたし。今回は、自分がよく使うツール類のインストールなどなど。


開発環境
 Linuxの場合、ソースからビルドしてインストールすることが多いので、開発環境は必須と言ってもいいです。というわけで、アプリケーション→アクセサリ→GNOME端末から
sudo apt-get install build-essential
このbuild-essentialはパッケージを作成するために必要なあれこれを簡単にインストールするためのパッケージです。これによってgcc/g++/make/libc6-devなどがインストールされます。gccだけインストールした場合「stdio.hがない」みたいなエラーメッセージが出ると思います。libc6-devも必要なんです。

これだけで簡単なものならコンパイルできると思います。大抵のソフトはこれら以外に各種ライブラリのヘッダファイルが必要になります。何が必要かはそれぞれのソフトのREADMEファイルなどに書いてあります(大抵は"libなんとか-dev"みたいなパッケージ)。

あとはsubversion/cvs/automake/autoconfなどがあると便利かもしれません。


Stellariumのインストール(tar.gzなどソースからのインストール)
 開発環境を使った例としてStellariumのインストール方法を紹介します。Stellariumはデスクトップ上でさまざまな星空を表示してくれるプラネタリウムソフトです。Ubuntuでもパッケージが用意されていますが、今回はソースからビルドする方法を選びます。

基本的に本家Wikiのやり方が載っています。おおまかな流れは必要なパッケージをインストールして、本家サイトから"for Linux"を選択しソースアーカイブ(stellarium-0.8.2.tar.gz)をダウンロードし、適当なディレクトリに展開し(tarコマンド)、アプリケーション→アクセサリ→GNOME端末を開いてソースアーカイブを展開した場所に移動して
./configure
make
sudo make install
を実行すればインストールできます。これはソースからビルドしてインストールするときの基本的な流れです。'make isntall'時に必要なファイルは全て適切な場所にコピーされるので、ソースアーカイブを展開したファイルは削除しちゃっても問題ないのですが、アンインストールコマンド('make uninstall'など)を使う必要が出てくることもあるので、そのまま残しておくことをお薦めします。言い方を変えると、今後邪魔にならない位置に展開すると良いということです。

あとはStellariumで日本語フォントを使えるようにする方法もやっておきましょう。


PP3のインストール(RPMファイルのインストール)
 Ubuntu(Debian系)はapt/dpkgというパッケージ管理システムを使っていて、パッケージの拡張子は.debになります。それに対して特に日本でもっとも利用されていると思われるFedora Coreはyum/rpmというパッケージ管理システムを使っています(パッケージの拡張子はrpm)。そのため、欲しいソフトがあってもrpm形式でしか配布されていない場合があります。

実はrpm形式で配布されているものでも、うまくdeb形式に変換してやればUbuntuで使える場合があります。それをしてくれるのがalienというソフトです。
sudo apt-get install alien
とすればインストールできます。あとは
sudo alien hoge.rpm
とすれば"hoge.rpm"を"hoge.deb"に変換してくれます(なぜか変換するだけでもroot権限が必要です)。

具体例として以前紹介したことがある星図作成ソフト、PP3をインストールします。これはソースアーカイブ、Windows用バイナリ、rpmバイナリなどが用意されていますので、今回はpp3-1.3.3-1tb.i586.rpmをダウンロードします。

まずはdeb形式に変換しましょう(変換後そのままインストールするオプションもあります)
sudo alien pp3-1.3.3-1tb.i586.rpm
そうすると"pp3_1.3.3-2_i386.deb"というファイルが作成されます。次にdebファイルをインストールします。それにはdpkgというコマンドを使います。
sudo dpkg -i pp3_1.3.3-2_i386.deb
これでインストール完了です。

PP3で天の川を表示させるためには、さらに設定が必要です。具体的な方法はこの記事を参照してください。と言いたいところなのですが、前述のようにptetex3をインストールした場合、この限りではありません。もともとその記事ではコマンドの意味を理解できずに書いているので、今思うとだいぶ混乱した状態になっているみたい。今後、解決策が判明したらこことその記事で追加・修正しようと思います。

PP3を利用するために非公式な日本語マニュアルも用意してあります。


その他のソフト
 他に使うソフトとしては、ベクトル画像編集ソフトInkscape、viライクなバイナリエディタbvi、UTF-8に対応したa2psなgnome-u2ps、定番のグラフソフトgnuplot、Mathematicaライクな数式処理ソフトMaxima、poファイルを編集するpoEditがあるのでそれらをインストールします。
sudo apt-get install inkscape bvi gnuplot gnome-u2ps maxima xmaxima poedit
これだけで完了です(MaximaにはTeXmacsというTeXを利用したフロントエンドもあるのですが、これをインストールするにはteTeXが必要になるので今回はパス)。


 Ubuntuの環境整備としてはとりあえずこれで全部かな。Windowsに比べるとLinuxの再インストールは簡単とか言っておきながら、ずいぶんな大長編になってしまいましたね。まぁ、未来の自分が中途半端な知識で読み直してもちゃんと理解できるように書いているから長くなっているので、仕事量的にはものすごくシンプルです。これで、Feisty(Ubuntuの次バージョン)が出ても簡単に移行できそうです。
posted by しぐま at 19:51 | Comment(0) | コンピュータ

2007年01月23日

リアルなアニメとアニメなリアル

 H∧L.さんところの事務所(からすま?からすまる?)の新しい秘書さんを見て思ったこと。3次元CGキャラもだいぶ不自然じゃなくなってきたなぁ、と。今までゲーム内部で3次元にリアルタイムに動くキャラってどうしても不自然な感じがしたんですよね。僕の中では、鉄拳のアレ(フラットシェーディング?)以降ほとんど進化していないイメージ。

初めてFF7をプレイしたときはびっくりしました。3DCGを使ったゲームってすげーって。今後どんどん進化してリアルなキャラになっていくんだろうなーって。たしかにFFは8、9、10と進むにつれてCGムービーの方はどんどんリアルになっていきました。でも、ゲーム内部のキャラ(リアルタイムにレンダリングされる方)はほとんど変わってなくて、なんかCGムービーとの解離が激しくなっていくようで……

アメリカを中心としてCG技術はどんどん進歩していったみたいなんですけど、ゲーム内のキャラを見るたびにがっくりしっぱなし。というか本場の3DCGキャラってなんかいかつくて恐いし。マビノギをプレイしたときだと、立ち絵のキャラはかわいいのに、3Dキャラはなんか変。


 アニメ絵との親和性が悪いのかなー、話題になってたトゥーンレンダリングでも(たしかにアニメとはうまくマッチしていたし、ECOやヨーグルティングはそれなりにがんばってたみたいだけど)自分が感じている違和感は拭えなかったしなー。そんな気分を払拭してくれたのが、同和興業のシンデレラのCM。たぶん東北ローカル。初めて「あ、これいいな」と思える3Dキャラでした。ただ、あれは3Dムービーだからなぁ。あんなキャラをリアルタイムレンダリングできれば、ゲームの違和感もなくなるのかな。

そして今回のMoEのキャラ。たぶんトゥーンレンダリングは使ってないんだよね。でもって、普通のオンラインゲームなんだからそこそこのスペックで再現できるはず。まだ違和感は残っているのだけれど、衣装などの見た目を変えられない決め打ちのポリゴンキャラではないのにあそこまで違和感を消し去ってくれているのだから、自分が知らないだけで2次元キャラっぽい3DCGは確実に進歩してたんだなぁと思った次第。


 ここまで辛抱強く読んでも、何が言いたいかさっぱりわからない人は正しい感覚の持ち主です。書いている本人もわかりません。ちなみにどうぶつの森のキャラCGにも期待しています。なんといってもDS程度のスペックで再現できるというのがすごい。これでもう少し頭身があがれば!
posted by しぐま at 19:57 | Comment(4) | コンピュータ

2007年01月21日

えっじっじー5(TeX編)

 Ubuntu Linux 6.10 Edgy Eftをインストールしよう第五話。第一話(インストール編)第二話(基本設定編)第三話(ブラウザ・メーラ設定編)第四話(動画設定編)はそれぞれのエントリを参照されたし。今回は、日本語でTeXが利用できるようにします。


歴史的経緯
 TeX/LaTeXは組版ソフトとして世界的に有名なソフトです。特に複雑な数式の入力・表示が容易なので、学術系でよく使われています。TeX/LaTeXには基本的な機能しか備わっていないので、よりヘヴィに使うためにはいろんなパッケージが必要です。それをひとまとめにしたTeXディストリビューションがteTeXであり、日本語を使えるようにしたのがアスキーのpTeXです。

ところがteTeXは2006年以降アップデートされないことが発表されました。そこで最近はteTeXに代わるTeX Liveというディストリビューションが注目されています。teTeXに含まれるパッケージのライセンスの問題もあって、Debianでは徐々にTeXLiveに移行しつつあるようです(Ubuntuもそのうち?)。その辺りの詳しいことは、2006年4月に開催されたDebian Meetingの"Debian TeX Policy と Debian の LaTeX の日本語処理"に書いてあります。

現状、Ubuntu 6.10(Edgy)において、日本語でTeXを使うためには三種類の方法が考えられます。
  1. pTeX/teTeXを使う
    一番簡単で確実な方法。ただし今後この方法が通用するかは不明。あと日本語が含まれたファイルはxdviでは表示できないし、dvipsで変換しても化ける。platex→dvipdfmx→pdfリーダで確認という手順が必要(面倒なのでxdvi関係だけ差し替えるという力業もあり?)。さらにUTF-8は使えない。
  2. TeX Liveを使う
    今後有望な方法。ネットでの日本語の情報が今一つないのが不安。UTF-8に対応とか各種パッケージのライセンス問題をクリアにするとか、心惹かれる話題もちらほらと。apt-line(universe)にパッケージが用意されているので、インストールだけなら簡単?
  3. ptetexを使う
    teTeXや各種ツールに日本語用パッチを当てたものなどをまとめたソフト。Vine 4.0でも採用されていて、UTF-8も使える上にUbuntuでの動作実績もあり(UTF-8のソースファイルも自動的にEUCなどに変換してくれるという意味。よってUnicodeの全ての文字が使えるというわけではない)。ただUbuntu用のバイナリパッケージは用意されていないので、ソースからビルドする必要あり(かなり簡単にできるようになっている模様)。
とりあえずうまくいかなかったので、上から順に全部試してみました。結論から言うと、xdviを使わなければ「pTeXのインストール」だけを読めば充分だし、一番簡単です。xdviを使いたいとか、TeXソースファイルをUTF-8で編集したいとかなら、「ptetexのインストール」の部分だけを読んでください。「TeX Liveのインストール」のところははっきり言って役に立たないと思います(今後自分が調べ直すときのための保険なんです)。


pTeXのインストール
 この場合、このサイトにpTeXとdvipdfmxのインストール方法のほとんど全てが網羅されています。

まずはインストール
sudo apt-get install okumura-clsfiles xdvik-ja \
dvi2ps-fontdesc-morisawa5 mendexk jmpost jbibtex-bin gv gnome-gv
ptexやtetexは依存関係に従って自動的にインストールされますので、このパッケージをインストールするだけで充分です。この状態でもdviファイルを作成できますが、xdviで閲覧すると日本語が文字化けします。ただ、同じファイルをDapperのxdviで閲覧すれば正しく表示されるので、platexの問題ではなくxdviの問題だと思われます。

texenv-checkerを使えば、TeXに関するコマンドのバージョン諸々を簡単に一覧にすることが可能です。各種ディストリビューションの環境比較表と比べてみると、Edgyのxdviのバージョン(22.84.8)は若干古め?


TeX Liveのインストール
 TeX LiveにはインストールCDが用意されているようなのですが、今回はapt-lineからインストールすることにしました。texlive-fullをインストールするとtexliveに関する全てのパッケージがインストールされます。ただ、ハードディスクを630MBも消費するようなので今回はパス。基本的なパッケージのみ(70MB消費)をインストールします。
sudo apt-get install texlive texlive-doc-ja
texlive-doc-jaは日本語マニュアルファイルっぽいのでこれも追加。texliveをインストールすると、tetexやptexに関するパッケージが削除されますので注意してください。

コマンドはlatexで、jarticleがなくてarticleにするぐらいで特に問題なく終了。xdviはTeX Liveに同梱されたものがインストールされます……が、表示できず。うーん、なんでだ。


ptetexのインストール
 ptetexとは、teTeXに日本語パッチを当てたり、日本語の使えるpTeXを追加したりしてくれるパッチ集です。一連のコマンドを実行するだけで必要なものを全て用意してくれるのがポイント。Ubuntuの場合、ソースからビルドすることになるのでパッケージ管理ソフトの恩恵には預れませんが、TeXパッケージはアップデートがそれほど頻繁じゃありませんし、作成したファイルは特定のディレクトリにしかインストールしないのであまり気にしなくてもいいと思います。より詳しいことは公式Wikiにある、FAQを見るとよいでしょう。ここではptetex3-20070128をインストールします。

Wikiの動作報告にはUbuntu 6.10 Edgyにインストールをされた方の報告が掲載されています。これを参考にしながら進めていきましょう。上記FAQにも書いてあるように、ビルドするためにいくつかのパッケージが必要となります。必要な理由はこのあたりが参考になるかと。まずflex、bison、build-essentialは開発環境のため必要です。それ以外に、ライブラリとしてlibncurses5-dev、x11proto-print-dev、libmotif-dev、libxaw6-dev、libxpm-dev、libfreetype6-devが必要なようです(libmotif-devはlesstif2-devでも可)。よって、GNOME端末の中で
sudo apt-get install flex bison build-essential \
libncurses5-dev x11proto-print-dev libmotif-dev \
libxaw6-dev libxpm-dev libfreetype6-dev
と入力してください。

これでmakeすれば、必要なものはすべてそろっているはずですが、なんらかのエラーが出るかもしれません。その場合、上のリンク先などを参考に関係ありそうなパッケージをインストールしてください。その際、'make c'でコンパイルを中断したところから再開出来ます。しかし、'make distclean'と'make clean'をして最初からコンパイルを開始しないと問題を解決できない場合もあるようです。

パッケージが揃ったあとの詳しいインストール方法はREADMEファイルに書いてあります。自分の場合、ダウンロードしたファイルは~/downloadに一時的に保存するようにしています。今回はその下に~/download/src/ptetex3というディレクトリを作って、そこに三つの圧縮ファイルを保存。あとは上記READMEファイルの手順に沿って
tar xzvf ptetex3-20070128.tar.gz
cd ptetex3-20070128
make
make babel
make font
make test
sudo make install
とすればインストール完了です。'make font'のところで
exec 'ln -sf "/usr/share/fonts/truetype" "/var/tmp/ptetex3/share/texmf/fonts/truetype/truetype"'
yes/No?
と聞かれるかもしれませんが、とりあえず'yes'と答えておきました。

実行ファイルは/usr/local/teTeX/binに格納されるので、そこにパスを通す必要があります。そのユーザだけなら~/.bashrcに、全ユーザがptetexを使うなら/etc/bash.bashrcの最後に
# for ptetex3
PATH=/usr/local/teTeX/bin:$PATH
を書き込みます。端末を再起動すればパスが通っているはずなのでplatexコマンドなどがタブで補完できるようになっているか確認してみてください。

platexコマンドはEUCなファイルにのみ対応しているようです(ビルド時の設定で変えられます)。UTF-8なファイルを使う場合はplatex-utf8というコマンドを使えばいい模様(全部ptexへのシンボリックリンクみたいなんですが)。またdvipsやdvipdfmx、dvipngというコマンドも付属しているのでこれらも別途インストールする必要はありません。ただdvipsで変換したpsファイルは別にインストールしたgvからだと日本語を表示できなかったので正しく動作しているかは未確認です。

ptetexをアンインストールする場合、Makefileが残っているなら
sudo make uninstall
でできます。残っていないなら/usr/local/teTeX以下を削除すればOKです。


latex2htmlのインストール
 インストールは簡単です。
sudo apt-get install latex2html
ただし、一緒にteTeXもインストールされることに注意してください。ptetex3はaptからインストールされたteTeX環境と共存できるので特に問題はないはずです。どうも日本語化パッチはあたってないようなのですが、特に問題なく日本語も解します、不思議だ。

そのままだとteTeXのlatexコマンドとdvipsコマンドを使ってしまうので、jarticleなどの日本語クラスファイルを指定したTeXファイルだとエラーが起きて数式が変換できません。よって設定ファイルを変更する必要があります。全体の設定ファイルである"/usr/share/latex2html/l2hconf.pm"を直接編集してもいいのですし、ホームディレクトリに".latex2html-init"を作って設定する方法もあります。

まず、雛型から".latex2html-init"を作成します。
cp /usr/share/latex2html/dot.latex2html-init ~/.latex2html-init
その後、テキストエディタで"~/.latex2html-init"を開き、ファイルの最後の方が
}

#For LaTeX commands
$LATEX = 'platex-utf8';
$DVIPS = 'dvips';

1; # This must be the last line
となるように、真ん中の三行を追加します。こうすれば、ptetex3をインストールしたときにパスの設定もしてあれば、TeX系のコマンドはptetex3のコマンドが使われます。platex-utf8としたのは、僕がTeXファイルをUTF-8で使うことが多いだろうなと思ったからです。ちなみにこの設定をしても、jarticleなどを指定したら警告が出ます(警告が出るだけでちゃんと変換されているので問題はないのですが)。

あとは
latex2html test.tex
などとすれば、test.texからhtmlファイルが作成されます。ただし、日本語を含むhtmlファイルを作成しても、ブラウザが正しく文字コードを認識できない場合があります。よってできあがったhtmlファイル全部に、文字コードを指定するMETAタグを挿入するようなスクリプトを作っておくと便利かもしれません。実は上記LaTeXコマンドを指定したときと同様に、$CHARSETを指定すれば自動的にMETAタグが挿入されるらしいのですが、やってみたところ機能していませんでした。何か別の方法で指定できるかもしれません。


LyXのインストール
 LyXはWYSIWYGに編集できるワードプロセッサーで、TeX形式に変換してくれる機能を持っています。TeXを使って何か書きたい。でもTeXソースを直接いじるのは大変って場合には便利かも。Ubuntu 6.10 Edgyからも
sudo apt-get install lyx
とすればバージョン1.4.3インストールできます。

ただし、日本語は使えませんでした。日本語を使いたい場合CJK-LyXなどを使えばいいようなのですが、リポジトリからは発見できず。どっかで1.4以降はUTF-8に対応して、CJK-LyXも取り込んだ〜とか読んだ気がするんだけどなぁ。LyXからはIMEが起動しないし、LyXファイルを直接編集して日本語(UTF-8/EUC-JP)を組み込んだものをLyXで表示すると化けるし……困ったもんだ。LyXが日本語に対応してくれたら、StellariumのUser's Guideの修正が簡単になるのですけれど。


次は開発環境と細々したツールのインストールです。
posted by しぐま at 21:14 | Comment(1) | コンピュータ

2007年01月16日

FORmula TRANslationでFORTRAN

 昨日の続き。スラドの記事によると、SunがFortranに代わる新しい言語Fortressを開発中だそうです。"FORTRAN"の由来に沿って意味を勝手に解釈すると、"FORmula TRESS"="形式的なふさふさした髪"="ありきたりなスパゲッティコード"ということでしょうか(違います)。


 数年前、本家サイトの日記にFortran 90とC言語で作った計算プログラム(連立一次方程式を解く奴だったかな?)を比較して、「Fortranはやーい」みたいな結果を書いたような記憶があります。既にその記事はなくなっているので記憶があいまいなのですけれども、今思うとあれはむちゃくちゃな性能テストだったなーと。Fortranは商用コンパイラなのに対してCはフリーのコンパイラだったし、コンパイラのオプションも適当だったし、Fortranは商用の数値計算ライブラリを使っているのにCは本に書いてあったコードをそのまんま打ち込んだだけだったし……Fortranの実行コードの方が速くなるのは当然ですね。

今やり直すとなるとどういう方法にするべきなのでしょう。というかそもそも単純に比較可能なものでもないわけですけれども。コンパイラは共にGCCパッケージの奴を使えばいいかな。最適化はO0-O3ぐらいまでを全て確認すべきでしょうか。あとはライブラリに依存しないような単純な計算の繰り返しや、ライブラリに依存するような基本的な数学関数の繰り返し、マルチスレッド化の有無、(できるなら)マルチプロセス化の有無、タイマーの精度の確認と複数回実行による統計誤差の抽出。それくらいやれば、ある程度まともな結果が得られますかね。
posted by しぐま at 19:54 | Comment(0) | コンピュータ